この悩みは

多くの人が抱えているテーマです。

これは、

立派な事を書かなきゃいけない

と言う強迫観念から来ています。

毎回、立派な事なんて書かなくて良いです。

毎回、長文なんて書かなくても良いです。

実は、情報発信は

質よりも優先するのは、まず回数なのです。

えー!!

そんなに書くことないよー!と思うでしょう。

では、なぜ量を優先すべきなのか?

広告代理店出身の私が解説します。

TV-CMの長さは

15秒、30秒、60秒が基本です。

大手企業ほどCMで

商品やサービス内容を

具体的に説明していないと思いませんか?

タレントやモデルが出演して

なんだかイメージが良さげですけど…

その代わり

1時間テレビを見ていると

同じCMが何度も流れてきます。

これは、心理学的には

「単純接触効果」とか

「ザイオンス効果」

と呼ばれる手法を用いています。

心理学者の

ロバート・ザイオンスはある実験をしました。

被験者に顔写真を見せて、

誰が好感度が高かったかアンケートを取ったのです。

顔写真を見せる回数は

均等ではなくバラバラです。

見せられた回数が多かった写真の人ほど

好感度が高くなる結果が出ました。

もちろん

回数が多ければ万能ではなく、

不快に思われないことも肝要です。

ですから情報発信は、

毎回長文でなくても構わないのです。

私がコンサルティングする際には

、お店、学校、企業の個人の

日常が7割、PRしたい告知が3割の比率を推奨しています。

これはある経営者の会に入会した際に先輩会員から

「高橋さん、会に入る目的は全員ビジネスに繋げたいのが本音。

 だけど買ってくればかりだと敬遠される。

 しかし仕事の話を全くしないと、

 あの人何の仕事してたっけ?になる。

 世間話7割、仕事3割がちょうど良い」と

アドバイスをいただきました。

ザイオンスの法則

1、人間は知らない人には攻撃的冷淡な対応をする。

あまり情報のない時には、警戒心が働きますよね?

2、人は会えば会うほど好意・好感を持つようになる。

TV-CMに大企業が何億も投じるのはこれです。

最初は違和感があっても段々馴染んできます。

3、人は相手の人間的な側面(人柄等)に

  触れたときに更に好意・好感を持ちやすくなる。

例えば、初対面で自己紹介した際に、

・相手が同じ学校の卒業生だったら

 どんな気持ちになるでしょう?

・相手が一言、

 自分の夢や理想を話してくれたらどうでしょう?

少なくとも、

通り一辺倒の事だけを離されるより、

身近に感じる可能性はありませんか?

お店なら

セール情報だけではなく、

スタッフ同士で食事に行った話、

庭に咲いている桜の話、

通勤途中で読んだ本の話、

お気に入りのおやつの話などなど。

大体にして

毎回PRじゃぁ、すぐにネタ切れになりますって!

見てるほうも飽きますって!!

今回のまとめ

1、情報発信はまず先に量の確保を優先。

立派なものとか長文を1ヵ月に1回だけ発信するよりも、

それに加えて短文でさらっとさらっと読めるもの。

2、日常とPRの黄金比率は7対3。

これなら情報発信やれそうな気がしませんか?