岩波国語辞典第三版より転載
「広告」
広く世間に知らせること。ことに商品や興業物などを
広く知らせ、人の関心を引き付けること。
また、それを記したもの。
「広報」
一般に広く知らせること。その知らせ。
これだけ見ると何が違うんだ?と言う内容ですが、
広告の説明の後半部分を注目して下さい。
商品や興業物などを広く知らせ、人の関心を引き付けること。
また、それを記したもの。とあります。
広く知らせるのは広告も広報も同じですが、
何を伝えるのか、
内容の違いで変わると言う事です。
商品・サービスやイベントなど
直接営利に結びついている内容は広告で、
そうでは無いものは広報と私は定義しています。
会社やお店、社長やそこで働く人の考え、姿勢、
日々の事など活動全般を広く知らせるのは広報です。
広く伝える手段は無数にあります。
身近なところでは折り込みチラシ、フライヤー、DM、
リーフレット、カタログ、ホームページ、ニュースレター・・
ソーシャルメディアもありますね。
ややもすれば、
買って下さい、うちは凄いですとしか
載せていないものが多いですが、
何を買うかよりも「誰から買うか」も意思決定には
大きな部分を占めています。