北海道を代表する企業、ニトリのキャッチフレーズ。
「お値段以上」
似鳥社長は
私が卒業した、北海学園大学の大先輩でもあります。
ニトリを昔から知っている方は
ニトリを安売りのお店だと思っている方がいます。
少しでも安く提供しようとしていますが
安売りの店ではありません。
価格を下げるために、
早くから海外に工場を持ち、
今は海外からの物流も自前で行って
コスト削減努力を何10年も続けてきたのです。
なぜ知っているのか?
似鳥社長の講演を、2回聴いているからです。
ニトリは少しでも安く提供しようとしていますが
安売りの店ではありません。
私は安易な値引きは罪悪だと思っています。
しかし安くすれば売れるという思考の方が
世の中には何と多い事か!
安くたって
無料だって
要らないものは要らない。
もし仮に
値引きして売れるようになったとしたら
「お値段以下」だったのです。
思うように売れない。
思うように利益が出ない。
そんな相談を受けた時は
商品やサービスを磨くサポートをします。
マーケティングの4Pで言うところの
Product(商品・サービス)の点検と
その後にPrice(価格)決めです。
*マーケティングの4Pとは Wikipediaより抜粋
エドモンド・ジェローム・マッカーシーが1960年に提唱し、
友人であったフィリップ・コトラー等が使っている
有名な分類、「4P」を用いて
マーケティングミックスが語られることが多い。
これ自体は顧客志向のマーケティングであり、
その教育的効果が高く評価されている。
4Pが売り手側の視点に基づいたツールであると
言われるようになったのは、
1970年代の終りにコンシューマリズムが台頭し、
その視点と比較されたためであり、
もともとの4Pは双方の視点である。
4つのPとは
Product(製品):
製品、サービス、品質、デザイン、ブランド 等
Price(価格):
価格、割引、支払条件、信用取引 等
Promotion(プロモーション):
広告宣伝、ダイレクトマーケティング 等
Place(流通):
チャネル、輸送、流通範囲、立地、品揃え、在庫 等
である。これら4つに分類されるツールを組み合わせていく。
過去に、2,500円のパン教室を50,000円のコースに
産まれ変えたことがありますが
この手法を使ってコンサルティングしました。
安易に値引きを考える前に
「お値段以上」になっているか考えてみましょう。