仕事ではなく何気ない会話の中で、

集客に成功した事例をご紹介します。

何かのヒントになれば、幸いです。

私が風邪をひいて

自宅の近所の医院に行った時の事です。

そこは開業して間もない医院でした。

おまけに住宅街の中にあって分りづらい立地です。

たまたま自宅の窓から看板が見えていて、

何となくある事は気づいていました。

とても具合が悪くて、歩いていける距離だった。

それだけの理由で行ったのです。

診察が終わりかけた時、

・開業して間もない事。

・縁もゆかりもない土地で開業した事。

・この地区はご年配の方が多いので往診をやりたい。

と言う自己紹介をされました。

で、私に

「どんなお仕事されているのですか?」と

質問されましたので、

広告関連の仕事をしています、と答えました。

その後、なぜか名刺交換(笑)をして、

思わず話し込みました。

(悲しい性ですね)

幸いこの日の患者さんは、私が最後だったのです。

「集客」と言うよりは、

私の感覚では「営業」の範疇なのですが、

まずは町内会に積極的に関わって、

地域に密着する方法は採れませんか?

と言う案を出しました。

先生は、う~ん。。

と唸ってその場は終わりました。

そんなやり取りをした事も

すっかり忘れて1年後、

子どもを連れて、町内会の盆踊りに出かけました。

そこで、

その医院の先生ご一行様と再会しました。

再会したのは良いのですが・・・・・

再会したのは良いのですが・・・・・

その恰好を見てビックリ!

なんと桃太郎の仮装(コスプレ?)をしていました・・

もちろん、金と書いた腹掛けで肌色の全身タイツ?です。

おまけに熊や、村の子どもも引き連れていました!

盆踊りの仮装行列に、

医院総出で参加していたのです。

後日、

お会いした時に私の事を覚えて下さっていて(感激)

町内会の頼まれごとを出来る範囲で

協力するようにしたらいつの間にか、

広告をしなくても患者(お客様)が増えました。

とお話して下さいました。

案を出した私がたまげました。

まさかそこまで・・と。

医院長先生の言葉では無いですが、

その方の状態を診断するスキルが重要なのだと

認識を強くしました。