今回は、キャッチフレーズについてお話します。

キャッチフレーズやキャッチコピーを考えるのに

苦労した経験はありませんか?

キャッチコピー、キャッチフレーズとは、

主に商品や映画、作品等の広告

など、何らかの告知で使われる文章・文句である。

1文、1行程度のものから、

数行に渡る物まで数多くのキャッチコピーがある。

商品広告では、キャッチ
フレーズが、商品の印象が決まる一因として重要視されている。

出典:Wikipedia

人は、
キャッチフレーズ・キャッチコピーを見て、

続きを読むか読まないかを決めています。

AIDMAの法則では、

最初のA(Attention・注意喚起)に直結しています。

だからこそ悩むわけですが、

白紙の紙に向かって唸っても、出てくる方が無理かも。。

世の中にはコピーライターと言う、

キャッチフレーズ・キャッチコピーを
書く職業があるくらい、

それほど難易度が高いのです。

専門学校の授業で学生さんに、

行政の依頼で受けたセミナーで一般市民の方に、

つまり、書いた事が無い人たちが

どうしたら書けるようになるだろうか・・・

上手でなくても良いから・・と考えました。

そこに法則性や手順は無いだろうか?考えた末に、

私が、普段

自社やお客様の問題点・課題を追及する時に

行っている手順が

そのまま応用できる事に気づきました。

問題点を思いつくまま書き出す

→絞り込む

→1点に絞る

このプロセスで問題点を、

自分が魅力だと感じるセールスポイントや

強み・特徴に置き換えるのです。

文章にするとシンプルで、

簡単そうに見えますが、

実際には脳みそにいっぱい汗をかくのです。

でも、やみくもに考えるよりも、

書ける確率が飛躍的に高まります。

セミナーでは15分程度(!)時間を取って、

即興で書いてもらうワークショップで

完成させてしまう人が現れます。

15分ですよ!

今まで200人以上に、

このワークショップに取り組んでいただきましたら、

うまく書けない人には、共通点がある事も分りました。

書き出した

セールスポイントや強み・特徴が抽象的である、

これが一番多い原因です。

学校の授業や、企業研修で

SWOT分析をやる前に、

練習として自分を題材にした

自分SWOTと言うワークショップを行います。

9割の方がS(強み)よりも

W(弱点)を多く書きます。

でも第3者の意見も採り入れると

S(強み)とW(弱点)の数が逆転します。

それだけ自社の特徴や強みを

客観的にとらえるのは難しいのだと

私は痛感しています。

自社の強み、

改めて棚卸ししてみませんか?