●コスト計算出来ないから配達する
まずこのリンク先の内容をお読み下さい。
コンサルタントである私が
大阪のコンサルタント池田さんに
自社を点検してもらった結果です。
話を聞いていく中で
収支シュミレーションやお金面での
分析が強くてその部分を軸にして、
その方たちのビジネス全体像を
整えていく事を軸にしているのがわかった
*池田氏談
数字が苦手だと損している事すら気づけない
数字に苦手意識を持っている人は
時間をお金で買うという発想が無い。
だから大した意味のない「納品」に出向いたりします。
だから無意味な行列に並ぶのです。
だから買い物(本や文房具など)に出かけるのです。
私が特に神経質なほどカットするのは
「移動時間」です。
移動時間は
お金を産まないどころか損失です。
だから自分が運転するときは
社内でオーディオブックを聴いたり
音声でセミナー受講しています。
↑オーディオブックとは?
オーディオブックは、耳で聴く本。
ナレーターが本を読み上げてくれるので、
目を使わずに読書を楽しめます。
コンサルティングでも
ネットバンキングの導入、
書籍や文具は店には行かず
アマゾンビジネスやアスクルを使う
等など移動時間の削減を指導します。
なぜ移動時間を徹底的に削減すべきなのか?
実話を元にしたフィクションで説明します。
Aさんは、仕出し屋さんです。
朝一番で電話が来て、
今日のランチミーティングで配りたいと
お弁当の注文がありました。
因みに1個 2,000円の豪華版です。
喜んだのもつかの間、
最後に「時間が無いので届けて欲しい」とも。
さて、
この仕事は利益が出たのか、それとも赤字なのか?
試算条件
売値2,000円で
食材の原価を特注も含めて30%の600円とします。
人件費は時給1,000円で、お弁当の作成時間は30分とします。
配達(納品)は片道30分=往復1時間です。
原価構成
・食材 600円
・生産人件費 500円 30分なので時給の半分
・配達人件費 往復1時間 1,000円
*2,000円-600円-500円-1,000円=▲100円 赤字
今回は赤字です。
配達の往復1時間=時給1,000円が
発生しているからです。
100円の赤字です。
この試算条件だと赤字です。
1個ではなく、2個だったらどうなるでしょうか?
*4,000円-1,200円-1,000円-1,000円=800円 粗利益率20%
仕出し屋さんのお弁当の話として読まないで下さい。
自社は時間を原価(コスト)として計算しているか?
そう置き換えて考えて欲しいのです。
1、特急料金の設定は出来ないか?
2、送料・配達料金の設定は出来ないか?
3、店頭引き取りの方の割引きの設定は出来ないか?
4、納品にかかる時間を原価算入しているか?
私は常々、不思議に思うのですが
なぜ特急料金の設定が無いのだろうか?と。
なぜ入れないかと言うと
時間を原価に入れるという発想が無いからです。
今回のように配達に走らなかったとしても
他の仕事との段取りを組み替るなどの
「調整時間」が発生していないのだろうか?
急ぎの仕事に対応する事で、
「残業時間」が発生していないのだろうか?
下記はFacebookでコンサルティング生専用の
非公開グループでの発言内容です。
コンビニATM使わない主義です。
なぜなら手数料を払うのが馬鹿らしいから。
しかし毎月たった1日だけ、
時間外手数料を払ってでも使う日があります。
それは月末の30日31日です。
銀行に行くと10分~20分並ぶからです。
それに銀行までの往復に20分かかります。
私のコンサル料は1時間55,000円です。
10分だと9,166円、20分だと18,333円。
往復20分、並んで20分だと36,666円。
コンビニATMの時間外手数料220円は
月末に限っては破格の値段に変わるのです。
ネットバンキングは月額1,320円(北洋)
銀行までの往復に20分=5,500円で
差し引き17,013円のお得。
大学卒業して
最初に勤めたのが広告代理店。
営業職だった私には、当然ノルマがありました。
そしてノルマは
売上数字ではなく粗利益(売上総利益)でした。
本当に、この会社に入ってラッキーでした!
追伸:
今回紹介した時間をお金で買う一例のリンクです。
↑オーディオブックとは?
オーディオブックは、耳で聴く本。
ナレーターが本を読み上げてくれるので、
目を使わずに読書を楽しめます。
アマゾンビジネス