卒業生の皆さんへ

「人生は神の演劇 その主役は己自身である」

と言う格言があります。

人生はドラマであると言う人もいます。

これは例え話でも何でもなく、事実そのものです。

私は「高橋洋之・波乱万丈、大成功」

と言うドラマの主役で53歳です。

そして今日は第53章の3月1日PTA会長・高校卒業式編です。

そして皆さんにおいてもドラマの主役であり、

今日は第17 章または18 章3月1日○○高校卒業編の当日です。

そしてそのドラマに登場しているのは自分1人ではなく、

同窓生、先生、親御さん等々、たくさんの人が出演をしています。

主人公だけでは、

ドラマも演劇も映画も成立はしません。

そこには脇役と呼ばれる人もいます。

自分の人生をドラマに例えた時、

その場面場面では、

主演男優や主演女優ではなく脇役であるかもしれません。

舞台セットの照明係や音響係、もしくは監督かもしれません。

人にはそれぞれ

得手不得手、特徴、個性と表現される役割があり、

その時々でいろいろな役を演じるのです。

私たちは今日のドラマでは主演男優や主演女優ではなく、

脇役や裏方の役割を演じているかもしれません。

しかし、どんな役に当たったとしても、

私たちの人生ドラマの主役は私たち自身そのものなのです。

主演になりたかったのに、

村人Aやペットの犬の役が当たっているかもしれません。

今日、私は○○高校のPTA会長と言う役をいただき、

皆さんの前で祝辞を述べます。

私たちは何歳であろうが、

これまで数え切れないほどの嬉しい事、悲しい事、

不本意な事、予想外の事、

そして嬉しい事を体験してきました。

それはこれからもずっと死ぬまで続くでしょう。

なぜそんなことが起きるのか? 

朝起きて、顔を洗い、ご飯を食べて

昼になったらまたご飯を食べて、

夜になったらご飯を食べて寝る。

これではドラマや演劇にならないからです。

だから私たちの身の回りには、

毎日いろいろな出来事が起きるのです。

今までもそうでした。

そしてこれからもいろいろな出来事が起きます。

どんな時でも私たちは

「自分自身の人生」の主演男優・主演女優なのです。

人生は自分の思った通りになります。

なぜなら私たちは自分自身の主役であると

同時に、脚本家でもあるからです。

どんなドラマにも脚本・台本があり、

その台本を書く作家がいる。

台本(意志とも言える)を書いてるのは

周りの人、親や先生でもなく、

友達でもなく先輩でもなく後輩でもない。

台本を書いているのは自分自身なのです。

私にも、

こんなはずじゃなかったと言う出来事がありました。

病気になり会社を辞めざるを得なくなり、

自分で

事業を起こすことになって17年、今に至っています。

病気なんかするつもりじゃなかったし、

病気になりたいなんて

1度も願ったわけではありません。

でも私は何が起こっても幸運で幸せです。

だって、私の人生ドラマの最終章は

ハッピーエンドで終わると

脚本・台本に書いてあるからです。

どんな場面からも学びや気づくことがある。

世の中はすべて勘違いで出来ています。

どうせだったら

良い勘違いをしながら毎日を、

そして人生を過ごそうではありませんか。

もう一度言います。

私たちの人生の台本を書いているのは、

私たち自身そのものです。

そして、いついかなる時も

自分の人生においては一瞬一瞬全てが、

その時どんな役を演じていようが

「その主役は己自身である」

最後はハッピーエンドにしかならない

卒業後の皆さんに、祝福をお贈りいたします。

売上高は、どれだけ役に立ったかの結果。

粗利益は、どれだけ喜ばせたのかの結果。

粗利益率は、どれだけ感激させたのかの結果。