「給料は、誰からもらっているか?」

諸説ありますが、

私の考えでは給料の源は4箇所あります。

一つ目は、誰でもすぐに思いつきますね。

1、働いている職場(会社など)です。

職場から、直接銀行に振り込まれます。

二つ目は、比較的気づきやすいです。

2、お客様です。

買って下さる、

サービスを利用して下さるお客様がいなければ、

お金は会社に入って来ない。

お金が無ければ、

給料を払いたくても払えません・・・

三つめは、

3、自分自身です。

職場で与えられた業務を頑張っているのは

他ならぬ、自分自身。

その働きが、会社に利益をもたらしています。

最後の四つ目は、

4、お取引先です。

納入業者さんや、

弊社で言うなら、デザイナーさんなどの外注先です。

10年以上前ですが、こんな事件がありました。

弊社の、お客様(Aさん)のお客様(Bさん)が、

自殺した事がありました。

Aさんから、聴いた話はこんな内容でした。

Bさんは、商品の代金を支払えなくなったので

Aさんは、取引を停止しました。

Aさんは、Bさんに商品を売るのをやめたのです。

ここまでは、よくある話です。

Bさんは、何とかお金をかき集めて、

他の会社から、商品を買って事業を継続しようとしました。

しかし、現金を持って行っても

誰も売ってくれなかったそうです。

既にBさんは、その地域では信用を無くしていたのです。

お客様から、注文をもらったけれど

材料を売ってくれる人がいない・・・

だから商品を造れない・・・

私は、その話を聴いて衝撃を受けました。

お金払っても、

お前にはウチの商品売らないよ!

と言う現実がある事を。

店頭に商品を並べられるのも

物を売ってくれる人があるからこそ。

売ってくれる人がいるのは、

当たり前ではないんですね。

幸いにして、20代のころから

業者さんは、

大事にしろよ!と上司から指導されていました。

実際に、ピンチを助けてもらった事もあります。

だから買ってやっているんだぞ、

と言う態度は取って来なかったつもりです。

それでも、この話は衝撃的でした。

給料とは違う話になりますが

お取引先は、お金を貸してくれています。

掛け売りは、

支払日まで代金を貸してくれているのと同じです。

これも、なるほどなぁ~と思うお話です。

今回の

「あなたの給料は、誰からもらっているか?」

いかがでしたか?

因みに、この4つ以外にも研修では、こんな発言が。

国だと思います!

確かに、戦争などで国が落ち着いていないと

仕事どころではないですからね・・・