●92歳なのにマイクいらずの講演

シベリア抑留体験を語る会に参加しました。

これはタイトルにありますように

シベリア抑留体験者が体験を語る事で

戦争を風化させない、

悲惨さを語り継ぐボランティア活動です。

https://ameblo.jp/siveriasapporo/

当時の生き残りの方は、殆どが90代の方です。

先日の講演者は、

札幌市在住 神馬文男さん92歳でした。

私は

受付スタッフとして参加したので、

講演会の中身を集中して聴けませんでした。

しかし、

体験の詳細よりも大きな学びがありました。

神馬先生は

92歳にも関わらず、

約2時間の講演を

マイクなしで通しました。

会場は、

80名以上が入る大きな講堂です。

大きな講堂にも関わらず、

後ろの席まで明瞭に聞こえました。

神馬先生は

ご高齢にも関わらず、お元気だから、

大きな声を出せるのでしょうか?

それもあると思います。

しかし実際に会うと分かるのですが、

ほとばしる情熱が

全身からみなぎっているのです。

年齢ではありません。

後世に伝えるんだ!

と言う熱き想いが為せる業なのです!

神馬先生だけではありません。

他の語り部(講演者)の方も同様に90代です。

他の語り部(講演者)の方も同様に雄弁です。

人生の目的が明確になると

人は大きな力を発揮するものなのだ!

人生の先輩たちの姿を見て

私はそう感じたのです。

もうお一人、

90代で敬服している方がいます。

木野親之先生です。

この方は、

松下幸之助さんの直属の部下だった方です。

松下幸之助さんの

教えを語り継ぐ使命を持っています。

年に1回、講演を聴く機会があるのですが、

木野先生は

講演の2時間弱を立ったままお話されます。

木野先生も

情熱が全身からみなぎっているのです。

私たちの仕事も、

何のために誰のために、

と言う使命感を強く持っている時に

全てがチャンスにしか見えなくなる。

そんな想いを新たにした学びでした。