成長には痛みを伴います。

聴いたことがあるかと思います。

10代の頃の成長期に

急激に身長が伸びて関節が痛くなったり

筋トレで筋肉痛になったり・・

身体だけではありません。

精神も成長には痛みを伴うのです。

人間は自己防衛本能が備わっています。

だから無意識でいると昨日と同じ事をします。

変わりたくても変われないのは

本能が為せる技で、

性格の問題ではありません。

しかし昨日と同じ事を繰り返していては

今日も昨日と同じ日になってしまいます。

そして1年が過ぎ、10年が過ぎ、

一生を終えてしまう・・・・

そうなりかねません・・・

だから勇気を持って、

安全地帯から出る事が必要です。

「気づくとは傷つくこと?」

10年以上前に、

ある研修のアシスタントをしました。

1コマが90分程度で休憩に入ります。

その休憩中に次のコマで何をやるか、を

アシスタントリーダーから指示を受けます。

私にとっては不安で仕方ありません。

なぜって直前の指示で

リハーサルもなく、ぶっつけ本番で臨むからです。

他のアシスタントも狼狽しています。

そこでアシスタントリーダーから一喝されました。

「皆さん、何を恐れているんですか!

 仮に間違えても受講生には分かりません。

 間違えて傷つくのが怖いんですか!

 傷つかないと人は気づきません!

 大いに傷つきましょう!」

傷つくのは怖いです。

バッシングを受けるのも怖いです。

失敗するのは怖いです。

でも、傷つくと気づきがあります。

成長と痛みはセットなのです。

痛みとは

心だけではなく、お金、時間も含まれます。

リスクと言い換えることも出来ます。

今の仕事を良くするために

今の会社を良くするために

自分を向上させるために

リスクを取って傷ついていますか?

「傷つくと気づきがあります。」