自分が持っているイメージが、
良い結果を招く話を、実話を元にお話しします。
私は平成元年に、
地元の大学を卒業して広告代理店に入りました。
電通の過労死事件があってから、
今は広告代理店は不人気の業種のようですが、
私のころは「業界くん」と言われ人気の業種でした。
700人の応募に対して7人が入社。
倍率100倍ですから、人気度合いが分かります。
その会社に入社試験トップで合格しました。
入社後、役員に
「面接でコイツ良いなと思ったら大学の成績が良くない・・
頭悪いのか・・と思って入社試験の成績確認したら、
No,1だった。だから入れたんだ」
喜んでよいのか微妙です(;^_^A
トップ入社した私ですが、
しかし、社会人生活1年目は悲惨でした。。
元々、体育会系の社風で、
その中でも軍隊か?という鬼軍曹が部長の部に配属されました。
毎日、5~6回怒鳴られるのです。
毎日ですよ!
ある日は部長に別室に呼ばれ
「お前は向いてないから、辞表出せ」とも言われました。
実際、そのような状況でしたから
何かやるときは、新人では他の同期が抜擢されます。
出番が回ってきません。
まさしく社内失業の状態です・・
後日知ったことですが、同期入社たちは
「高橋が一番最初に辞めるな・・」と言っていたそうです。
しかし、私と同期は全く逆のことを思っていました。
「この状況に耐えられるのは、
体育会陸上競技部の主将を勤めた、俺しかいない。
他のヤツなら、とっくに辞めている」
私の頭の中に有ったのは、成功のイメージです。
結果、どうなったか?
その年、私は年度末に「新人賞」を受賞しました。
悪いことを想像しても良いことはありません。
何度か言っていますが、
不安はノートに書きだしてみる。
そうすると意外と大したことが無いことに気づき、
対応策も浮かびます。
シンプルだけど効果ありますよね。
是非、お試しあれ!