私が産まれて初めて
セミナー講師をしてから
10年以上(2007年が初めて)経ちました。
その当時は話が稚拙で
セミナー中に寝ている人がいました。
人が集中して話を聴き続けられるのは
諸説ありますが、大人で50分が限界だそうです。
だから学校の授業は40分~50分になっているとの事。
セミナーは、60分~120分と言うのが大半です。
話が上手になったとしても、
寝るな、と言う方が無理ですね!
でも学生の授業ではなく社会人は、
セミナーの内容に興味があって来るのですから
時間の長さとは関係ありません。
講師の問題です。
そこで、退屈な話の特徴を考えてみました。
・抑揚が無く、単調なしゃべり方である。
・難しい *専門用語だらけなど
まだまだ、あると思います。
講師である自分のしゃべる時間を短くしたら
セミナーの満足度が高まり始めました。
連続4時間の講義でも、
「あっという間に終わりました!」
と言われるようになりました。
インプット(講師の話)と
アウトプット(ディスカッション、ワークなど)の
バランスを変えたからです。
最低でも、
アウトプットが、全体の3割以上になるようにしました。
2時間のセミナーで、
1時間しかしゃべらなかった時もあります。
これは、会議にも応用が利きます。
私が会議を行うときは、
・報告事項
・協議事項
・審議事項 の3パートに分けます。
*協議
寄り合って相談すること。その相談。
*審議
ある物事について詳しく調査・検討し、
そのもののよしあしなどを決めること。
報告事項に使う時間は
全体の5割を超えないようにします。
眠くなる会議・退屈な会議は
報告事項の時間が長いです。
報告事項の時間を短くしても
・結論が見えなく話が長い。
・愚痴や言い訳など聞くに堪えない。
そんな報告内容だと、
時間が短くても、退屈させますので御注意を!