お友達が会社を辞めて
流行っているからと言う理由だけで、
今までと全く畑違いの業界で起業したい、と相談されたら
どんなアドバイスをしますか?
お友達だから無条件に応援しますか?
もちろん、相手によりますよね?
もちろん、その業界によりますよね?
年間、平均200回の相談を受けている
私の場合は、最初の無料相談の時点でスバっと言います。
成功率が低いこと、成功率を上げるために必要なことを。
例えば、今までの職歴が
・銀行や金融業界一筋だったが、終活業界で起業。
・事務畑一筋だったが、料理教室で起業。
・看護師一筋だったが、ラーメン屋さんで起業。
・プログラマー一筋だったが、営業代行会社で起業。
*守秘義務がありますので、
例え話にしていますが実話を元にしています。
そう言った相談の場合は、
何故そのテーマで起業したいのかを、本音の部分を聴きます。
それから、その起業テーマに関連する体験談を聴きます。
一万時間の法則はご存知ですか?
「超競争的な分野のトップになるために1万時間かかる」
「何かの達人になるために1万時間かかる」
別に達人にならなくても、起業はできますので
一万時間は不要だと私は思います。
しかしお金をいただく訳ですから、
素人で良いはずがありません。
もの凄く情熱があるけど、
普通の味のラーメン屋さん。
もの凄く情熱があるけど、
仕事を取って来てくれない営業代行会社。
起業しても、すぐに廃業・倒産しそうですよね・・
ほとんど経験のないテーマ(業種など)で成功するには
その道のプロ社員さんを雇用するのが、
最低必須条件で、自分でやろうというのは無謀です。
国民金融公庫の創業融資の条件の一つに
「現在お勤めの企業と同じ業種の事業を始める方」があります。
それくらい世間は厳しいのです。
しかし弊社のコンサルティングの場合は、
過去の職歴、それも勤めていた会社で具体的に何をしていたか?
そのテーマを志すキッカケになった
過去の体験談をお聴きします。
そうすると一見、無理がある起業に聞こえるけど
成功する要素が多いことが分かる場合もあります。
だから端(はな)から無理と決めつけません。
初回に無料で2時間の長い相談時間を設けるのは、
こうした理由もあるからなのです。