起業したら、当然ですが
仕事は自分で獲ってこなくてはいけません。
会社に勤めていた頃と、一番違うのはここです。
でも起業する前は、
この事がイメージからスッポリ抜けているようです。
営業、というとアナログの話と思うかもしれません。
ネットで集客するから、関係ない!と
思わないで下さいね。
アナログとネットは、手法論の違いだけです。
仕事が獲れる原理原則は、
アナログもデジタルも共通なのです。
質問です。
「目の前にいる異性に一目惚れしたら、どんな行動を取りますか?」
初対面で、いきなり結婚を申し込みますか?
初対面で、結婚を申し込まれたらYESと返事しますか?
この2つの質問に、YESと答える人は
0.001%くらいでしょうか・・・(笑)
なにを馬鹿なことを言うんだ・・・・と思った方。
あなたは誠実で、正常な感覚の持ち主です。
しかし!
ビジネスの場面では、あり得ない0.001%の
行動をなんの疑問もなく、やってしまう輩(やから)が多いのです。
代表的なのが、
・異業種交流会で、名刺交換したら自社PRを何分もする人。
・Facebookで友達になったら、いきなり
自分のFacebookページに、いいね!や
LINE@の登録を要求する人。
これらの共通点は、
信頼関係ができあがる前に、売り込んでいる事です。
注:コンビニなど、こちらから働きかける要素が無い、
一部の業態は、立地条件などの別の問題です。
これらは、むしろリピーター確保という
別の経営課題に該当します。
メルマガ登録時に、特典としてプレゼントした
「知名度がないは言い訳だ!情報発信力セミナー」の、
消費者の心理ザイアンスの法則と売上アップの関係を覚えていますか?
・人間は知らない人には攻撃的、冷淡な対応をする
>>まだ、知りあって間もない頃ですね。
・人間は会えば会うほど好意をもつようになる
>>ある程度、コミュニケーションが取れて警戒心が無くなってきた段階。
・人間は相手の人間的な側面を知ったとき、
より強く相手に好意をもつようになる
>>そろそろ安心感を与えて、信頼が始まった段階とも言えます。
このプロセスを、どのように行うのか?何を使うのか?
それだけなのです。
「いきなりセールス(告知)する人は、倒産・廃業予備軍」です。
営業マンは、いきなり物を買ってくれない事を体験上、知っています。
*分かっていない人は、売れない営業マンです。
商談する前に、
いかに相手(見込み客)の話を聴くか
いかに自分や自社を信頼してもらえるか
まず良好な関係性を創るところから始めます。
ネットだろうか、対面だろうが、
その先にいるのは「人」なのです。
ブランドでもない限りは、人間の心理として
どうせ買うなら・・・
人は内容が同じなら、
友人から買いたいのです。
人は内容が同じなら、
知っている人(会社・お店)から買いたいのです。
普段、交流もないのに、売りたい時だけ現れる営業マン、
買ってくれ!うちの商品はスゴイです、としか書いていない
広告に感動したり、親しみを感じるでしょうか?