私はかれこれ10年以上、
コンサルティングを仕事にしています。
永年やっているので
「コンサルタントに騙された!」「コンサルタントは胡散臭い」
と発言される方に遭遇する機会が少なからずあります。
私も陰で言われているかもしれません・・・(笑)
騙された体験談を聴きますと
皆押しなべて、何もしてくれなかったと発言します。
コンサルタント
企業経営について助言・指導を行う専門家。相談役。
「経営―」consultant
*岩波国語辞典より転載
不満な気持ちを、
何もしてくれなかった、と表現しているだけなのか
それとも助言以上のものを期待したのか、
千差万別です。
藁をもすがる気持ちなのは理解できますが、
経営を他人にやってもらおうと言う甘えを感じます。
また騙されたとセットで出てくる言葉は、
機械が苦手
パソコンが苦手
数字が苦手
話すのが苦手
文章書くのが苦手
いずれにしても
お金だけ払えば
何とかしてくれると思っているのかしら?
と思った事例もありました。
自社の経営を
他人にやってもらえるはずがありません。
作業は人を雇うか、外注して下さい。
それをするお金が無いなら
最初は下手でも仕方ないので
寝る時間削って自分でやるしかないのです。
専門家同士なら
バーター取引(物々交換)と言う方法もあります。
そんな覚悟も無いなら
さっさと、その仕事をたたんで下さい。
私は「必ず2時間」話を聴いてから
コンサルティングを引き受けるかどうかを決めます。
本気かどうか、2時間あれば分かります。
私以外の誰と連携すれば
問題解決できそうかも見当が付きます。
契約に入る前に、
キチンと話し合っておけば
騙されたなんて言わなくて済みそうなものです・・